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そろばんも百マス計算も続かなかった私が、空欄の100マスで脳トレを始めた話

😣 悩み:気づけば、計算を電卓に任せきりだった

私は日頃、ちょっとした計算でもすぐに電卓を使っています。便利なのは確かですが、ある日ふと、気づかないうちに計算力が衰えているのではないか、と思いました。仮説というより、もう事実かもしれません。

そこで、いくつか試してみました。まず、そろばんがいいのではと思い、そろばんと本を買いました。ところが、買ったところで終わってしまいました。

次に、百マス計算の本も買いました。こちらは1ページを埋めたところで力尽きました。

やる気はあるのに、続かない。道具をそろえるだけでは、習慣にはならないのだと痛感しました。

💡 出会い:音読と百マス計算、そして情景を思い浮かべる黙読

そんなとき思い出したのが、ある小学校で音読と百マス計算を両方取り入れたところ成績が上がった、という話です。

調べてみると、それは「陰山メソッド」という教育法でした。陰山英男氏が兵庫県の山口小学校で確立した方法で、「読み書き計算」の反復学習を柱にしています。音読と百マス計算は、その2本柱という位置づけです。

車のナンバープレートの数字を使って、すきま時間に足し算や引き算を練習する家庭学習の教材もあるそうです。元メジャーリーガーのイチロー氏も子どもの頃、陸橋の上から通り過ぎる車のナンバーで瞬時に計算して遊んでいたと、ご本人が語っています。

そして、自分の英語学習にも思い当たることがありました。私は英語の音読を続けてきましたが、最近になって、情景を思い浮かべながら黙読することも大事だと分かってきたのです。情景と英文が結びついていると、そのあとの手書きディクテーションがぐっと楽になりました。

計算でも同じことができるのではないか。答えを頭の中でイメージしながら計算し、その式を文章にして声に出す。そうすれば、計算力と語学力を一緒に鍛えられるのではないかと考えました。

🔢 変化:空欄の100マスを、自分で作ってみた

続かないなら、飽きない仕組みを自分で作ろう。そう思って作り始めたのが「イメージ100計算」です。

作ったのは11×11の表です。いちばん上の行といちばん左の列に数字が並び、中の100マスはすべて空欄です。横と縦の数字が交わるマスを見て、答えを頭の中に思い浮かべます。紙に書いても、タイプしても、声に出してもかまいません。

数字の並びは、毎回シャッフルされるランダムと、見慣れた九九の並びの2種類から選べます。表の上には、足し算・引き算・かけ算・割り算を選ぶプルダウンを置きました。演算を選んで空欄のマスを押すと、その計算式を音声で読み上げてくれます。押したマスは青く光り、読み上げが終わると消えます。

いちばん頭を使ったのは割り算です。1桁どうしの割り算は、きれいに割り切れないことの方が多いので、割り切れないマスではあまりまで読み上げるようにしました。0で割るマスは答えを作りようがないため、答えが存在しないことをそのまま読み上げます。こうして、押せないマスが1つもない100マスになりました。

言語は地球儀のアイコンで切り替えられます。公開したときは8言語でしたが、今では12の言語に対応し、見出しと読み上げがそれぞれの言語に切り替わります。英語の練習のついでに、ほかの言語での数の数え方にも触れられるようになりました。

🌏 これから:電卓を置いて、いろいろな言語で数えてみる

そろばんも百マス計算も続かなかった私が、それでも計算力の衰えが気になって作ったのが、このイメージ100計算です。

やり方は自由にしました。紙に書いても、声に出してもいい。ランダムでも九九でもいい。足し算でも割り算でもいい。そのほうが、飽きずに続けられると思ったからです。

音読と同じように、声に出しながら計算する。黙読に対して「黙計算」という言葉はあまり聞きませんが、私はこれも音読の仲間だと考えています。

電卓を少しだけ置いて、頭の中で計算してみませんか。ついでに、いつもと違う言語で声に出してみると、ちょっとした頭の体操になるはずです。

元のnote記事では、実際の画面の様子や、読み上げの例をもっと詳しく紹介しています。

▶ 元のnote記事を読む:https://note.com/gentle_hawk873/n/n6e880042a37e